深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。創作物と日記のような物。

鬼神さん

概要


獄兎(地獄ウサギ)達に女王様と呼ばれ慕われている鬼神(高位の鬼)。
本名は叢雲扇(むらくも おうぎ)。
無間地獄(阿鼻地獄)に住んでいて、閻魔様から「全ての罪を免じるからもう何もするな」と命じられる程強力で厄介な力を持つ鬼。
普段は半日寝たり獄兎の相談役をしたりして過ごしている。

記憶を自在に書き換えられる能力を持つ。
昔はただ忘れさせる能力だったが、人間から鬼になった事で書き換える能力に進化した。
現世出身の平安時代生まれだが、既に当時の事は全然覚えてない。
記憶に関する能力を持っている割に、本人はかなり忘れっぽい。
この能力を使って、獄卒や十王から真幸の記憶を消している*1

飼い猫の火車が水縹という獄兎を死に追いやってしまったため、一時は獄兎と対立していた。
しかし、話し合いの末、強力な統治者を求めていた彼らの王となり、トラブル解決が苦手な獄兎に代わっていまいち治安の良くない獄兎都市を見守る事となった。

髪飾りの真ん中に付いているのは、獄兎達から和解と親睦の証として貰った蛋白石。
獄兎都市のなげ山産。

*猫(りんね)
先述の通り、妖怪・火車
現世に現れ、死体を奪って行く妖怪で、この子は度々みずは町にも出没している可能性が…。
臆病で知らないヒトとは決して自分から関わろうとしない。必死に縮こまって相手が去るのを待つ。
飼い主である扇の事は「御主人様」と呼ぶ。好物は鰹出汁の味噌汁を使った猫まんま

*1:バレたら普通に連れて行かれます