深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

犬みてーな人間


本編

身体に妖怪を宿している人間を、とりあえず半人半妖と呼ぶ事にする。
半人半妖と聞くと人間と妖怪のハーフを想像する方も多いだろうが、そちらは現状該当者が見られない(妖怪は不老長寿の肉体を持つので、子孫を残すという発想は基本的に無いか、そもそも生殖能力を持たない上、異種族同士で子供を設けるのはデメリットしかない)ので、みずは町では『身体に妖怪を宿す人間』という意味としている。

半人半妖は、自身に憑依した妖怪と共生関係にあり、肉体が一体化している様な状態の為、憑依による身体の負担も生じない。
加えて、妖怪が離れたら元の人間に戻るので、妖怪化した人間と違い、人間社会から無理に離れる必要も無い。
つまり、人間として生きながら妖怪の力を自在に扱え、不都合があれば元の人間に戻れると言う都合の良い性質を持つ。
良い事尽くめのようだが、注意点も多い。
例:
・妖怪の方が力が強いので、妖怪がその気になればいつでも人間を取り殺す事が出来る。
・代わりに食事を取るなど、妖怪側にもメリットが無ければ成立しない。
・妖怪と体質が合わなければ最悪命を失う。
・身体に妖怪の特徴(角、尻尾、鰭など)が現れる事がある。

単に妖怪に憑依されている状態と何が違うのかと言うと、宿主となった人間に憑依による負担がかからないか、宿主が妖怪を制御出来ているかと言う所。
半人半妖ではなく、妖怪に憑依されているだけの人間は、妖怪に脳髄を乗っ取られ体の自由を奪われる。
自分から妖怪を呼び込む者も多いが、以上のリスクを踏まえ、十分注意して行うべきである。少なくとも話し合いは必須だろう。

・情報提供
「気づかぬうちに妖怪に肝臓を食べられ、搬送先の病院で妖怪犬の肝臓を移植された。
(恐らく)術後から犬に変身する能力を得た。最初は制御出来なかったが、家族の協力もあり、今は無事に制御出来るようになっている。
その後は人間の姿をした状態でも嗅覚が鋭くなるなどの身体変化が起きた。」
(Aさん/地獄怨霊管理所勤務)
「仙人の師匠が幽霊を自分に憑依させてパワーアップする術を使っていた。
半人半妖の人と似たような状態になるのかも」
(Zさん/一般仙人)

20××年 ×月×日 葬頭河瑶記

日記

今回の本編の内容は瑶記さんが書いたレポートみたいな感じです。

今日は授業が1限しか無かったので、10時半以降はフリーです。
なので昼寝します。
おやすみなさい。

好きなポケモンの曲発表ドラゴン
hgssのジムリーダー・四天王戦
SMぬしポケモン
ウルトラビースト
ウルトラ調査隊戦
もっこ
三湖戦
BW準伝説戦
BW四天王戦
BWジムリーダー戦
ORASバトルシャトレーヌ

多分これで以上