深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

魔境へ潜入

伊野紙歌町へゆく

ス「で、伊野紙歌町に行くんだっけ、今日は」
彩「うん。ばるさんとめごかちゃんにみこっちゃんの事話したいし」

彩「はい」
ス「やっぱり便利だねー。その空間操作能力」
彩「ねー。貰いもんだけど最早コレが無いとやっていけないわ。
  そらみこっちゃんもビックリよ」
ス「強固な結界が張ってあっても内側にひとっ飛びだからね。
  祈莉センセ―は凄いね」
彩「この結界もイノセンが作ったからねえ。じゃ、入ろっかあ」


彩「ただいまめごかちゃん!」
め「あや、彩枦ちゃんじゃなーい。
  今ルドーやってたんだけど彩枦ちゃんもどう?」
彩「そんな虚無の境地に自ら足を踏み入れてんの?
  やらんわ!
  てかばるさんどこに居る?最近思わぬ臨時収入が入ったから今まで滞納してた家賃払いたいんだけど」
め「キッチンとかじゃない?
  てか彩枦ちゃん働いてたの?」
彩「あーいや色々やって”たまたま”入った収入だから。今も無職よ」
め「そうなんだ、彩枦ちゃん。働きなさい」
彩「嫌だね」
め「でなければ帰れ!」

彩「分かった、じゃあな」
昴「帰るな!!」
彩「あ、ばるさん」
昴「人を妙なあだ名で呼ぶな彩枦。
  それで、今日は何しに来た」
彩「ご飯食べに来た。今日はカルボうどんだと聞いて」
昴「じゃあ帰れ」
彩「嘘嘘冗談!はい家賃!3年2か月分!」

彩「で、今日は椿堂命という妖怪について話が…」
ス「………」
め「今日はスノドロちゃん、全然喋らないねー」
彩「ソイツワタシが近くに居ないとロクに喋んないよ。結構無口だから。
  で、みこっちゃん…こと、椿堂命さんは、多分自分が妖怪だと自覚してません。
  というかワタシもスノドロが反応するまで全然気付かなかった!」
ス「他の妖怪の比べれば遥かに薄いけど、妖気を感じた」
め「うわっ喋った!」
昴「見た目に特徴とかは?」
彩「無い?」
ス「無いね。人間と変わらない。
  妖術を使える人間とかも結構いるし、そっちの類の可能性もあるよ」
め「妖術を使える人間…私か」
昴「お前が出ると話がややこしくなるから…。
  じゃあ、何か能力を発揮したとか」
彩「無いね」
ス「今のところ無い。でもうちらが不死身と霊体だから鈍いだけかもしれない」
彩「じゃぁ、何か起きるまで経過観察と言う事で」
昴「だな。何か不穏な点があったらすぐこちらに報告するように。
  それをヒントに妖怪かどうか、どんな妖怪なのか判断する」
め「あと、聞けたらでいいから、彩枦ちゃんと出会う前の事も聞いてみて」
彩「あいよ」

彩「という事で、アメトリンで帰ってきたよ」
命「アメトリン?」
彩「あー、明日辺りに説明するわ」

メモ

今回は以上です。長いです。
彩枦は実はアメトリンなるアイテムによって空間操作魔法を使えるのです。
テレポートから空間に穴を開けて物を取ったりなど、非常に便利。
アメトリンを作ったのが祈莉センセ―、またはイノセン。

日記

旅行から無事帰還。
水族館楽しかった。
旅館で暇つぶしに大分前に買ったあくありうむちょっと進めました。
ホロライブのあくたんのあれです。
www.entergram.co.jp
イラストホントに綺麗ですね。主人公が筋トレ趣味なのも面白くて良き。
かなり評判が良かったので楽しみです。
というかマリンさん、けっこうどストレートなセンシティブ発言するな!?