深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

訪問者


本編

音「どうすっかなーーーーーーー」
絵「そんな事言ってないで、みなこ迎えに行くよ!」
音「んな事言ったって、そんな簡単な事じゃないんだよー」
こ「祝さんの家にはキョンシーが沢山いるのよ。
  あいつらは人間じゃ勝てないわ」
絵「キョンシー…って事は、祝さんって方は普通の人間じゃないんですよね」
音「祝雪蘭。外国から来た仙人だよ」
絵「仙人さんか~…」
音「ああ、おねえちゃんが思い浮かべてるっぽい老人じゃなくて、見た目は私と同じくらい。
  ただ何歳なのかは分からない」

ほ『すみませーん。みなこさんいらっしゃるでしょうかー』
音「ゲッあの時の天使!」
ほ『もっかいインターホン鳴らすか…』
音「連打してるんだけどアイツ!怖!みなこはうちのペットって事で納得したはずじゃあ!?」
絵「あの人何気にうち特定してない!?怖!」
こ「あ。良い事考えた。私が出る」
音「やめてよーことりさん!アイツちょっとやばいよ絶対!や、やられる…」
こ「大丈夫だから、二人はそこで待ってて」

ほ「みなこが失踪!?ついさっき!?」
こ「あなたが自分の家に連れて行った時と、状況は大体同じね」
ほ「ホントすみませんでした」
こ「それで、音海がじーぴーえすで調べたら、仙人の家に居る事が分かって」
ほ「仙人とかとりあえず殴れば良いのでは?」
こ「暴力は良くない。その仙人の家にはキョンシーが居る。沢山。
  そこであなた、人外の者と戦える?さっき殴るとか言ってましたけど」
ほ「対悪魔用の戦闘訓練は受けてます」
こ「ゾンビはどう?相手はキョンシーなんだけど」
ほ「物理攻撃が効く相手なら何でも。
  というか、戦っていいなら積極的に戦いたい」
こ「それなら私と一緒に来ない?」
ほ「じゃー行きます。みなこ捜索ってコトね!」

こ「ということで、みなこは私とあの天使が連れ戻しに行く」
音「え、そうなの?私たちは?」
こ「留守番」
音「え~…」
こ「キョンシー達に手も足も出ないでしょ。
  それに、みなこに恩があるのは音海だけじゃない」
音「えっ、てことはことりさんも…?」
絵「???」

絵「行っちゃったね、ことりさんと…ほまれさん。
  私達は…」
音「大人しく留守番してる訳ないじゃん。イワイさんちに行く」
絵「イワイさんって?」
音「みなこと今一緒にいる仙人さんの事!」
絵「そうと決まれば早速!イワイさんの家まで案内して!音海ちゃん!」
 (そういえば、みなこにある恩って何だろ…?)

イ「たまには散歩もいいなー。
  エージェント達は最低限のメンバー以外皆引き上げたから猫保護に勤しんでる人間もすっかり見かけなくなって…」
英「…エージェント?」
イ「ぎぇっ」
英「エージェントって何の事?」
イ「き、聞き間違い。空耳」
英「インパルス人は耳良いんだよ」
イ「インパルス人…!?」
英「そう、宇宙人」
イ「宇宙人が何故…?」
英「私、留学でこの星に来たんだけど、猫が凄く好きでね。
  一時期この町で猫が大発生した時、私、その子達を保護するボランティアやっててさ。
  保護した子達は皆里親見つかったよ」
イ「良い仕事してくれてありがとう」
英「ボロ出したね。あなたが猫大量発生の原因なのバレバレ」
イ「ヤベッいやその…本当にぐうの音も出ないと言うかなんて言うか…」
英「ちょっと付いて来て」
イ「はい…」

メモ

みなこは悪魔らしく願いを叶えてくれるようです。
ただし当然ながら契約の対価として死後強制的に地獄に落ちて貰います。
ほまれも音海やことりと同様みなこと契約を交わしたのか、それともただのストーカーか。

ハロウィンの一日前と言う事で昨日描きました。

ビクティニのニケくん。
アホの子。勝利をもたらす神。結構冷静に状況を見極めるタイプ。
ジョジョの億泰みたいな味覚をしている。

バケッチャ以外ハロウィン要素、特に無し!
そういえばXYで野生のオーロットはいたのに野生のパンプジンはいなかったのはなんでなんでしょう。
というか冷静に考えて森の中でオーロットの群れに遭遇とか怖すぎる。時々しれっと混じっているウソッキーも含めて。


こっちは東方の小悪魔。
髪の塗り方完全に迷走してますね。
色を塗るのは目が一番楽しいです。

日記

今日はずっとお腹が痛かったり好きな作品の最新話が凄かったり。
悪い事がいくつかと、良い事が一つ二つあった。