深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

命の神頼み

本編

*前回までのあらすじ
神社に来た。以上。

命「ごめんなさい、丹心さま」
昴「命」
命「居なくなってごめんなさい、逃げてしまってごめんなさい、ここを…大事な場所を捨ててしまってごめんなさい。
  私は…勝手な思い込みで神様を避けるようにまでなってました。何も分かってなかったのに。
  本能とかの問題でも…誰かに言われなくてもここに帰って来るべきでした。
  私は…」

命「世界中の人が丹心さまを忘れても、私だけは絶対に忘れません。
  この先何があっても生き続けます。
  私が発生させた病気のせいで死んだ人たちの分も、丹心さまの分も。何百年でも、何千年でも生きます。
  皆の代わりに、沢山の事を経験して、楽しい事も悲しい事も吞み込んで生きます。
  そして、沢山のいのちを救います。
  丹心さま、私、頑張りますから。丹心さまが下さった身体を大事にして生きます。
  だからっ…長い間、本当にありがとうございました!」
め「みこっちゃん」
命「めごかさん…昴さん」
昴「言いたいことは、ちゃんと言えたんだな」
命「言えました…きっと伝わってるはずです。
  私の身体があるから。丹心さまが繋いでくれたこの命、大事にします」
彩「そうだね、丹心さんもちゃんと聞いてくれたと思う」
命「彩枦さん」
彩「良かったね」
命「…はい!」
彩「じゃ、これから住める?伊野紙歌町。
  さっきはさらっと連れてっちゃったけど」
命「住めます!」
彩「ほいだら行こうか。今から」
命「ちょっと待って下さい。その前に、ここ掃除して行ってからで良いですか」

命「んっ…んぅっ」
彩「ワタシが取ろうか?」
命「お願いします」
彩「よいせっと。これでいい?」
命「ありがとうございます。これ、丹心が私の為に取り寄せてくれた帯です」
彩「へえ」
め「みこっちゃん、コレも持ってく?」
命「はい、寝具類も持っていきます」
昴「掃除と言う名の引っ越し作業になってるな」
ス「変なものいっぱい出て来るね。これとか」
昴「それは?」

ス「あの鍵付きの箱に入ってたやつ。イロロに取って貰った」
昴「『痣縄村恙忌憚』?へえ…」
ス「何て書いてある?読めないから読んで」
昴「ちょっと待て。うん、うん…へぇっ!?」
ス「どうしたの?」

メモ

今回は以上です。
命の件はひと段落付きました。
彼女のこれからの成長に期待しましょう。

日記

今日は何故か、検索ボックスなど文字を入力する欄に「えええええええええ(ry」と勝手に入力されると言う怪現象が起きました。
再起動したら直りましたが。

最近まーじで反応集チャンネル増えまくってませんか。いや大分前からだけど。
まとめ元の掲示板の人の意見をざっと見た所、「元スレのURLを概要欄に記載するならまぁ…」という方が大多数な感じでした。
中には閲覧注意要素を含むSSをまとめられたという気の毒な方もおりましたが。ええんかこれ。

期末テスト続きます。頑張ります。