深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

山の妖怪+α

キャラ紹介


*朱膳日雀(しゅぜん ひがら/Shuzen Higara)
風神岳に住む妖怪。舌が長い。
元々はみずは町に住んでいたが、友人に誘われて隣町の寿霊市に移り住んだ。
現在は風神岳のどこかにある放棄された山小屋で暮らしている。

*風神岳
読みはふうじんだけ。寿霊すだま市にある山。
ちなみに寿霊市では学生の自殺や誘拐など物騒な事件が高頻度で起こっている。
隣町のみずは町から移り住んで来た妖怪達の集合住宅の様になっている山で、人間では辿り着けないような奥地に「貝塚」と呼ばれる場所がある。
妖怪抜きにしても危険な土地なので入山は禁止されているが、度々山に入っては行方不明になる人間が出る。

みずは町には「禁域」と呼ばれる領域があり、禁域内で人間を襲う事が禁止されている*1
寿霊市はみずは町の妖怪を恐れた人間達の町であり、妖怪が居る事が想定されていない。つまり禁域が存在しない。
そこら辺を突いた狡賢い妖怪達がぽつぽつと風神岳に移り住み始めた。そして自分勝手に人間を襲い始めたのである。

”雪”

風神岳の妖怪達が使う隠語。万年雪とも。人骨を意味する。
由来は白くて積もるから。
妖怪達は、人骨を処分しに行く場所を「貝塚」と呼んでいる。

能力詳細

自分の魂を小さく千切る。
千切った魂は仮面に変化し、自分が被れば人間に化けられる。
自分以外に被せれば対象は高熱で100日苦しむ。

やたらと長い。
ネコ科の動物の舌の様に小さな突起が沢山付いており、ザラザラしている。

メモメモ

以上朱膳の解説と+αでした。
精巧な変身が出来る妖怪は多くなく、特に風神岳には日雀くらいしかいないので、日雀は他の妖怪の依頼で人間に化けてお菓子やお酒を代わりに買ってあげたりしているようです。

*1:一応、妖怪達に窮屈な思いをさせないように、狭めに設定されているが