深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

罠ハウス

本編

莉「家が更に魔境化してる…」
英「これが閃光院家に買収された者の運命(さだめ)…」
莉「そうか」
英「そう、閃光院家は全てを喰らい、全てを吸収する…」


川「明けましておめでとうございます、英莉様、莉菴様」
粒「あけましておめでとうございまーす」
英「川合さん!粒岡さん!あけましておめでとうございます!」
莉「…どうも」
川「凄い数の罠ですね、この家」
英「ごめんなさい、川合さん怪我してないですか?出ていく時に罠類は全部撤去しますんで」
粒「いえいえ、閃光院家の方々も喜ばれると思いますよー」
莉「どういう人なんだ…?閃光院さんって」
川「猫ちゃん達も元気そうで何よりです」
粒「あーこらこら、猫ぱんちしちゃ駄目ですよー」
英「えへへ、早速皆でお節食べましょー!話したい事あるんです」

英「それで、結局夏祭りの時、二人の屋台に行けなくてごめんなさい…。
  それと文化祭の時はお世話になりました!」
川「いえいえ、お気になさらず。誰かの役に立つのが我々の仕事です」
粒「お前めっちゃ落ち込んで…まあいいや。
  私達今閃光院家の方々が軒並み居なくて暇なので、いつでもお声がけ下さいねー」
莉「えーと、あの…川合さん」
川「どうされました?」
莉「袖が破けてるのは…何かあったのかと思って」
川「実はここに来る道中で、NNNのエージェントと交戦しまして」
英「へ?NNN?」
川「はい。負けたんですけどね。元闇特殊暗殺部隊UHSAの一員として恥ずかしい限りです」
莉「UHSAって何だよ…」
粒「秘密裏に”片付け”をする暗殺組織ですよー。私の両親も元隊員でしてー。
  父の殉職後、私を育てる為にも母はそこを辞めたという経緯があるんです」
莉「濃いなあ…」
英「何か凄い組織の元隊員って事は、川合さん強いんですよね?
  NNNのエージェントってそんなに強いんですか?」
川「ああ、いえ、通常のサイボーグ猫であればまず私に勝てないのですが…今回戦った彼はその中でも最上位の優秀なエージェントなのです。
  名はアイザック
英「アイザック…」
川「というかUHSAは人間には厳しく、動物には優しく、がモットーな所がありまして、なので猫で構成されるNNNとは絶望的に相性が悪かったのです。
  私自身も猫が好きでしたから、油断した一瞬の隙を突かれてしまいました」
英「アイザック…さんって強かったんだ…」
川「もしかしてお知り合いですか?彼は間抜けな口調に反して『血の覇者』と呼ばれる程の実力の持ち主ですよ。
  改造の影響で素の身体能力も人間より遥かに高いのです。体から兵器が平気で出てきますし…」

メモ

今回は以上です。

英莉の罠は莉菴に一部造るの手伝って貰ってるかも。
というか罠と言う名の猫の遊び場かも。

そういえば英莉も雪蘭の変なラムネ決めてるはずですが、莉菴と違って、特に変化無さそうですね。

日記

昨日から猫さんがご飯全然食べないと言うか食欲不振気味っぽいというか…。
今日も朝ご飯がそのまま昼ご飯になったという。
好物(母談)の煮干しも全然食べないです。口元に近づけるとそっぽ向くのです。
知らない人が来たり線香の匂いがストレスなのかなー。

それはそうと、自主制作ゲームのキャラ紹介着々と進んでます。
妖怪キャラのデザインするの楽しいですね。
イメージ全然湧いて来なくて困る事も多いですが。