深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

終末

本編

*前回までのあらすじ
絵茉に妖獣犬の肝臓を移植!以上。

絵(頓宮先生から手術終わって早々待合室に行けって言われたけど…何だろ…)
み「あっほら出てきたでー。
  声かけてきんしゃい」
音「えーちょっと待って、緊張するんだけど
  みなこ着いて来てよ」
み「全く音海はしょーがない子だなーっと。
  おーいそこのおねーさん」
絵「え!?えーと…。
  …妖怪さん?」
み「おう一緒にすんなこちとら悪魔様やぞ」
絵「悪魔もいるんだこの町…」
み「(ほら音海早く!)」
音「あ、あのー!」


音「私、宵野間音海、って言います。
  貴方の名前は!何て言うんですか!」
絵「え、宵野間…?音海…?
  私の名前は明方絵茉だけど…親が離婚する前までの苗字は宵野間…。
  待って、聞き間違いとか同姓同名じゃなければ、私の妹と同じ名前…」
音「私のおねえちゃんも絵茉って名前です!てことはー!
  …私のおねえちゃんですか!?」
絵「…そうかも…。
  じゃあ、貴方は私の妹…」
音「私も両親が離婚してるんで、それにお父さんに引き取られてるんで確定ですね!」
絵「じゃあ…数年ぶりの姉妹再会…って事!?」
み「おーいハヤミセンセ、この2人のDNA調べようぜ」

メ「ということで、DNA鑑定の結果、実の姉妹である事が確定したわよ、良かったわね」
絵「ヤッタネオトミチャン」
音「おねえちゃんが何かのショックで変な口調になっちゃったんですけど」
み「良かったな音海、家族が増えるぞ!」
音「うん…そうだね。
  おかえり(?)、おねえちゃん」
絵「うん。ただいま…音海ちゃん」
み「ところで、絵茉、これからどこに住むのかな?」
絵「あー、会社の社員寮に住むって話だったんだけど、何か会社共々廃墟になってて、人も居ないし、とても住める状況じゃなかったんですよねえ」
音「そっか、じゃあうちに来てよ。
  おっきいし、ことりさんもいるし、部屋も沢山余ってるし」
み「あと人造昆虫カブトボーグ V×VのDVD全巻もあるぞ」
音「それはこの前フリマアプリに流したから」
み「ファッ!?何でだよ!この鬼!悪魔!」
音「冗談だよ。
  まあとりあえずおねえちゃん、おうちが見つかるまでうちに居て欲しいな」
絵「ん、分かった。
  短い間だけど、お世話になります」

心中(しんちゅう)

今回はこれで終了です。ちょっと冗長気味。「()」は小声とかの表現です。

ついでにハグさせました。熱い家族愛を描くのが凄く苦手なのでこの絵は結局本編では使いませんでした。
供養。
次回予告:帰宅。

ついでにこっちも。過去絵です。宝石の国パロです。

宝石の国、新刊読むたびに絶望してもう最新刊買わんわ!と思うのですが、それを繰り返すうちに気が付けば既刊全巻コンプリート。
フォスフォフィライトやアンタークチサイトは勿論、ネプチュナイトやヘミモルファイトなんかもこの漫画で知りました。

この後とりのあしも投稿します。二本立てです。
何も予定の無い休日だからこそなせる技ですね。
来週の休日は…土曜日の模試はまだいい、だが日曜日の親の趣味のイベント、テメーはダメだ。
私と姉を置いて二人だけで行けば良いと思うぜ!ほら特に私は大学受験控えてる身だし!
親は楽しいかもしれんが、正直私と姉は興味も知識も無いから(貴重なギガ削って)スマホいじるか寝るかボーっと空見るしかやる事ないぞ。