深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

生還

本編


彩「みこっちゃーん、ホントにうちから出てっちゃうの?
  ここ横須賀のそこそこ良いマンションだよ」
命「寂しいですけど…はい。
  それにここの霊に迷惑かけちゃいましたし」
彩「そっかー。でも霊共に関してはワタシに迷惑かけてたから別にええねん。
  いつでも帰って来て良いんだからね!」
命「なら週一で家事する日は泊まって行きますね」
彩「好きなだけ泊まりなさいよ。
  あ、そうだ。みこっちゃん、君何か丹心さまのお陰で病気発生させずに済むようになったみたいなこと言ってたけど、この前がっつり霊共に病気ばら撒いてたのは何で?」
命「そうですね、それについて自分でも考えてみたんですけど、私の精神が安定してるかどうかで病気を制御出来るかが決まって来るんじゃないかと」
彩「なるほどねー。で、スノドロは動物”霊”なのに何で無事だったのか教えてくれよ」
ス「多分集合霊だから病気が分散されて実質無いも同然になったとかだと思うよ」
彩「そういう事なのねえ」
命「そろそろ時間なので行きますね。
  彩枦さん、ありがとうございました」
彩「いえいえ。それじゃ、またね」
ス「元気でね」

彩「行っちまったな、アイツ…」
ス「寂しい?」
彩「寂しいなー。本当に短期間しかうちに居なかったのに。
  そういえばさ」
ス「うん」
彩「みこっちゃんが生まれたのって、100年近く前だよな?」
ス「そうだね」
彩「てことはあの子」
ス「?」
彩「ワタシより年上じゃん」
ス「それがどうかした?」
彩「いやさ、お姉さんとか言って粋がってたのに相手の方が年上だったとか恥ずかしいじゃん…」
ス「あぁ、そういう…」

彩「もう夜か…ご飯は無いんだった」
ス「卵焼き作ってあげたよ感謝しな」
彩「毛入ってないだろうな」
ス「失礼な」
彩「ごめん許して。じゃあ米炊いてあるし今日の晩御飯のオカズはそれで…ん、何か今当たった」
ス「ていっ」
彩「うわああいきなり野生の本能出すな」
ス「虫捕まえたよ彩枦、はいどうぞ」
彩「はいどうも。
  こ、この紫の蝶々…まさか」
ス「あらよく見ると独特な光沢が…。
  ま、まさか…」

彩・ス「祈莉大先生…!?」

メモ

次回・謎の魔法使い祈莉来る。

という事で今回は以上です。

前回の話から一週間くらい経ってます。

1枚目のイラストの花、椿のつもりが牡丹っぽくなってしまった。
花描けねえ。

日記+α

この記事、昨日公開したはずがなぜか出来てなかった…。
と、思っていたら投稿日が今日じゃなくて記事を作成した日になってました…。
何でやーっ!
仕方ないので新しく記事を作る→元の記事の内容全文コピペという形で記事を作り直して投稿…。
バグなんかコレ???
わけがわからないよ。

今日はですねぇ…これからの受験(共通テスト)に向けた予定が学年集会で告知されました。
オイコラ平気で土曜日まで食い込んで来んな。
土曜日は休みの日なんですよ!解ってます!?
あーもう早く自由登校期間になってよめんどくさいよーっ