深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

魔法のステッキ

本編

*前回のあらすじ
魔境から無事生還した彩枦は、ボロッと命に「宝物」について漏らしてしまったので、彼女に解説する事に。

彩「さあ始めるわよみこっちゃん!
  REIZEI's日常の雑学講座!スノドロ!ホワイトボードプリーズ!!」
ス「はいはい」

彩「さてみこっちゃん、今日は魔法のステッキについて解説するわ」
命「はい」
彩「このステッキ、正式名称はジェムワンドと言うらしいわー。
  魔法のステッキ状態の他に、色んな形態が…」

命「あっ!そのヘアピン!」
彩「そ。ワタシはいつもヘアピンに変化させてるんだけど。
  ステッキを持ってる子は普段こう言う風にアクセサリー状に変化させて身に着けてるんだよ」
命「…ちょっと触ってみてもいいですか?
  質感とか気になって」
彩「んー。ワタシが息出来なくなるからダメ」
ス「イロロは宇宙人だから」
命「なるほど宇宙人なんですね。それで、魔法のステッキを持つ…」
彩「魔法少女❤」
命「魔法少女で、元ヴァンパイアハンター…濃いなぁ」
彩「そうでしょうそうでしょう、褒め称えなさい」
ス「一人だけ濃度おかしいよね」
彩「カルピス原液を薄めず飲む奴に言われたくないね」
命「スノドロさん。カルピス原液はそのままより、牛乳で割るのが良いです」
ス「なんでや!原液のまま飲むの美味しいやろ!!」

彩「そして、ジェムワンドは伊野紙歌町のめごかちゃんと昴ちゃんも持っている…。
  ワタシのステッキも、祈莉と言う魔界人から譲り受けた物」
ス「祈莉センセ―がステッキを作ったんだよ」
命「すみません、さっき出た魔界って何ですか」
彩「魔法世界のコト。ワタシも正直よくわからん」
命「ステッキを使えば誰でも色々な魔法が」
彩「魔法は1本につき1種類」
命「ステッキの色は」
彩「モノによって違う。名前も1本1本異なる」
命「じゃあアメトリンの魔法は」
彩「空間に関連した事なら何でもござれ」
命「じゃああの一瞬で境界の森に移動したのは」
彩「アメトリンの能力」
命「やっぱり…。ならアメトリンを得た経緯は」
彩「トップシークレット」

彩「すっかり夕方になっちゃったねー。これにてREIZEI's講座はおしまい。
  今日はワタシが晩ご飯作るわ」
命「ありがとうございます…。
  色んな意味で」
彩「と言う事で、スノドロ、バターチキンカレー作ってくれや」
ス「オイコラ。言っといて自分で作らんのかい」

ス「(彩枦)」
彩「(うん)」
ス「(そこのルウ取って)」
彩「(あいよ。
  じゃあしよっか。みこっちゃんは今リビングでプリパラを見ている。
  キッチンにはワタシ達だけ)」
ス「(近いうちに訊かなきゃだね。あの子の、過去のコト)」
彩「(そうね。それとなーく、訊いてみようか)」

メモ

今回は以上です。
彩枦・めごか・昴の各ジェムワンドの解説はすぐ次の記事で。

雑記


猫さんです。ブランケット抱いて寝てる。可愛い。
最近うちに慣れて来たのか無防備に寝る様になってくれました。
でもまだお触り禁止。