深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

会話中

本編

命「あれ?スノドロさん、彩枦さんって前に電話で3年くらい家賃滞納してるって言ってませんでしたっけ」
ス「言ってた。まーよくある事だね、無職だから」
命「ヴァンパイアハンター時代の貯金が残ってるんじゃ」
ス「それはそうだけど、あの事故物件マンションの家賃に消えてる」
昴「もう金貸したのは5年以上前だ。
  ごくたまに臨時収入が入ったとか言って滞納分の家賃をまとめて払うがどこで何をして稼いだのかはわからん」
彩「それは気にしないで。ワタシのコミュ力があればちょちょいのちょいだから」
命「そ、そうなんですね」

ス「こっち見んな」
昴「非合法な方法で稼いでるんじゃないだろうな」
彩「いやいやただのコンビニバイト」
め「彩枦ちゃん、今日は何でここに?」
彩「めごかちゃんが私に自慢したがってるのを予見したから…ではなく、ヒマだったから。
  みこっちゃんの様子も見たいし。
  どう?みこっちゃん、元気?」
命「お陰様で!」
彩「そりゃ良かった。そうだ、ワタシの身体、いっちょ解体してみる?」
命「します」
彩「オッケー。じゃ、後でね。で、めごかちゃんとばるさんに言っておきたいんだけど。
  今日、祈莉大先生から連絡が来たんだよね」
め「祈莉ちゃんから!?」
昴「生きてたんだな、アイツ!良かった!」
彩「うん、明日の朝5時ちょい過ぎに希望ヶ丘に来いってさ。
  勿論行くつもりなんだけど」

彩「みこっちゃん、この町の事聞いた?結界の事とか」
命「昴さんから聞きました。
  めごかさんが管理されてるんですよね」
彩「祈莉大先生が居なくってからね。
  大先生がまだ居た時は無職だった。ワタシのように」
命「その…イノリさんって言うのは」
彩「ああ、ばるさんとめごかちゃんと一緒に、この町を―――この町の結界を作った人。
  魔界人」
命「魔界?…魔法世界ですよね」
彩「そそ。現世に陸続きになっている常世の一種、魔法の世界」
命「現世がこっちの世界、常世が独立した別の世界…」
彩「まーばるさん曰く、力がある存在なら割と簡単に作れるらしいけどね。
  ここみたいに結界で包まれてるだけの空間は常世とは言わないらしいよ」
命「真朱神社の内部は…違う世界って感じじゃなかったし、現世かなあ」
彩「多分な」

メモ

今回は以上です。

ジェムワンドは通称ステッキと呼ばれ、3つの種類がある様です。
・セーフティ:魔力バッテリーとかいう謎アイテムで魔力を装填して使う。
・アブノーマル:使用者の直接吸い上げて魔力に変換して使う。
・ウォーデン 全ジェムワンドを管理するのに使う。
セーフティは、アブノーマルは普通の人間が使うには危険すぎる、という事で改良された型です。
アブノーマルは、宿っている能力も強力な為、1回魔法を使うだけで一気に体力を消費してしまうため、彩枦達の様な無尽蔵の体力を持つ者にしか扱えないのです。

ちなみにとりのあしにセーフティ使いの魔法少女は出て来ません。

頭に浮かんできたので、命が丹心さまと居た時の話を書きたいなーと思います。

12/14日。内容ちょっと修正。

日記

オッドタクシー見終わりました。日曜日に。
ちなみに今日の18時まで無料配信してました(過去形)。
大門弟と今井さんとタエ子さんが特に好きです。

※以下若干のネタバレ↓






売れない芸人とか、美人局とか、まあハードで現実的な要素も沢山盛り込まれていましたが、見応えがあって、最後まで見て良かったと思える作品でした。
白川さん強い。ミステリーキッスの子達もそれぞれ闇を抱えつつも良いキャラで可愛かった。
登場人物が動物なのも、そういう世界観と見せかけて主人公の生い立ちに深く関わっている…と言うのも面白いポイントの一つ。
最終回では追い詰められたり、苦労していたキャラクター達も笑顔を見せてくれていて嬉しかったです。

という訳で久々に(アニワン以外の)アニメ見ました。