深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

本編


*前回のあらすじ
絵茉拉致される。

絵「あのすみません私こういうお店初めてで色々よくわかんないというか何もわかんないですけど」
A「大丈夫ですよー!全部こっちでやりますからー!」
B「うちは地上とちょっと違うんでぇ、わかんなくても大丈夫ですよぉ」
絵「いやあの、地上と違っても違わなくてもそもそも私今の状況そのものを理解出来てなくて」
C「大丈夫ですってー。ホントに全部こっちでやりますから!という訳でまずは感じやすいように着替えてもろて」
絵「すみません私…そ、そういう露出度高い服はちょっと…」
A「はいはい。つべこべ言わず着替えて下さいねー。二人は道具とか準備してきてー」
絵「ちょっと待って!うわっ思ったよりスカートの丈短っ胸丸出し」
A「おっぱいは真ん中が隠れてりゃあいいんですよー。元の服はこちらで責任持って保管させて貰いますのでー」
絵「あれっ靴は?」
A「本来人魚専用店につきご用意しておりませーん。人間の皆様には裸足でお楽しみ頂いてまーす」
絵「あ、そうですか…床綺麗…」
B「準備出来ましたよぉ」
C「お客さん目隠しどうぞ!」
絵「うわっちょっ!いつの間にか両腕縛られてるし!
  あーもー何もかもされるがまま!」

A「ここでーす。目隠し外しますねー」
絵「あ、はい…えーと…ここは…何故監獄?」
A「マゾな皆様の為、監獄の独房を模した造りとなっておりまーす」
絵「え、じゃあこの手錠も囚人を模した感じですかね?」
B「そういうことになりますねぇ」
絵「片手だけなのが何かやらしい…」
C「当店ではこういう風な個室でお客様一人一人に個別で楽しんで頂くシステムになっておりますので!
  早速行きますか!」
絵「へぇっ?!」

麻「おーい絵茉!大丈夫かー!?」
絵「………」
麻「顔赤いし!熱出てんじゃないの!?
  放心状態だし!今日の仕事休んで病院連れてくから!地上の!
  てか何であんな所にいたの!?」
絵「びょ、病院…水中ので良いですよぉ…人魚の尾びれでひっぱたかれるだけでも今なら…」
麻「何言ってんだ!目ェ覚ませ!」
絵「あんっも、もう一発!」
麻「ますます可笑しくなりやがった!もういいから病院行くよ!」

メ「熱はないわね」
麻「頓宮ちゃん、じゃあ何で絵茉はこうなってるの?」
メ「感じてるのよ、コイツは」
麻「はい?」
メ「見てて」
絵「はうっ凄く良い往復ビンタ!もっとお願いします!」
メ「はあ。ムーブが完全にドMのそれね」
麻「絵茉、あんた、アソコで何があったんだよ…」
絵「人魚のっ、お姉さん達に、鞭とか色々…」
メ「そしたら目覚めちゃったって訳ね、可哀想?に」
絵「でも、すっごく楽しかったです!」
麻「………。
  取り敢えず絵茉、携帯貸して」

メモ

今回は以上です。

*おまけ:絵茉と人魚の会話
A「アンタって純粋な人間じゃないわよね」
B「犬の匂いがするわ」
絵「あんっ実は私何かの妖怪に肝臓抜かれてっ、いやんっ病院で余ってた妖怪犬の肝臓移植して貰ってっ。
  それ以降犬に変身出来る能力を得たあっそこは駄目ぇ!」
C「ってコトは犬扱いしても良い…ってコト?
  四つん這いになりなさいよ。そういえば人間の肉って美味しいんだったわね」
A「人魚は人間食べないからねえ」
B「そうそう、むしろ喰われる側よねー。私達上半身も下半身も滅茶苦茶美味しいの」

日記

来週の土曜日に入試だー!
インターネット出願なんですけど、未だに受験票が来ない。いつになったらダウンロード出来るようになるというか、「受験票発行しましたよ~」ってメールが来るのか。
何も分からん。あと一週間も無いのに。