深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

呪いの手紙

本編

み「うおおおお新年だー!あけおめだぞお前ら!
  おい!初日の出を拝もうとは思わんのか!音海!ことり!絵茉!」
こ「真冬の12時に日が昇る訳ないでしょ」
音「みなこうるさいよー」
絵「皆さーん!早速年賀状が届いてますよー!
  これがことりさんの分、これが音海ちゃんの分、これがみなこのね」
み「は?私の友人に年賀状出す文化圏の出身はいねーはずだか…まさか」
絵「ほまれさんからだよ」
み「ひ、ひええええ」
こ「そんなに怖がる事ある?」
み「大いにある!ことり、お前私とあの畜生の確執を軽視するのはやめろ!
  えーと…まあ、表は普通だな。あんまり見たくないが、裏は…」
音「凄い、何か凄い長文で埋め尽くされてるけど、要約すると明けましておめでとう、これからも永遠によろしくって感じだ」
み「ひ、ひ、ひいえええええええ!!!!」
絵「血の匂いとかはしないから大丈夫だよ」
み「したら大問題だバカヤロー!!!ひいいい、バレンタインが、バレンタインが怖い!」

雪「あ!人魚先輩だ!新年だよ!起きて!」
麻「いやあ、まだ寒いから…ホラ魚って変温動物じゃない」
雪「そうなの?知らなかった!」
麻「でも新年だからまあ、起きてもいいか。新年だからね。
  …いや寒いわ!」
雪「大丈夫?カイロあげるー」
麻「助かる~。上半身に当てて、下半身には絶対に当てないで。
  はーことりが羨ましいわ、あの恒温動物ー。あ、ことりからの年賀状ちゃんと来てる。
  というか宵野間家にお呼ばれされてるんだった、夜が明けたら行こう」

雪「メアリせんせー!新年だよー!起きろー!あれいない。地下牢獄かな?」
メ「いや普通に部屋に居たわよ…何よもう、今夜中よー?
  つーかアンタの出身の国では…」
雪「私の出身地?スペインだよ?あと私は郷に入っては郷に従う主義だから!」
メ「ああ、そうだったわね。で、何の用?」
雪「新年だから起こしに来たよ!」
メ「何よそれ…私変温動物だから寒いの苦手なのよ…」
雪「あ、それさっきの人魚先輩にも言われた!」
メ「アンタ知らなかったの?魚と両生類と爬虫類は変温動物なのよ。そんなに誰かを起こしたけりゃ宵野間家にでも行ってなさいよ。
  あそこんちは鳥犬人間謎の地獄生物の恒温動物パラダイスよ」
雪「そうなんだー。勉強になった!
  あれ?じゃあ僵尸はー?」
メ「元が人間なんだから恒温動物でいいんじゃない」


イ「皆ー!アケオメだよ!!
  大ニュースがあるんだよ!注目!聞いて!」
猫s「みゃああー」
イ「今年からお兄ちゃんが日本に来てくれる事になったよ!やったね!」
猫s「にゃーー!!!」
イ「嬉しい?嬉しいよね!!お兄ちゃん頭も良いし人間とすぐ仲良く出来るから、100人力だよ!やったね!」

メモ

今回は以上です。

イザベラはアホ丸出しなのに仕事出来るんでしょうか。

日記

猫さんがお昼ご飯を食べない…。
体調不良ではなく、来客が来ているので緊張してるんだと思います。
晦日に叔父一家が来た時も固まってたので…。
とりあえず目隠しの布敷いてあげました。