深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。創作物と日記のような物。

インテリア

本編

英「なるほどなるほど、『エコンは限りなく地球のネコ、つまり我々に近い遺伝子を持っており、NNNが持つあらゆる技術を適用出来る可能性を秘めている。
  ネコ認証ロボット”ネコスキニナール君”を利用した分析の結果、エコンも我々の保護対象であると見なされた。
  猫屋敷さんには是非、インパルス星の環境でも我々の技術が有用であるかどうかの調査に協力して頂きたい』。
  だって」
莉「うん」
英「猫屋敷さんってコトは、莉菴ちゃんも協力を求められてるって事だよ?」
莉「そんな事言われても困るわ…」
英「二人でNNNインパルス支部を設立するんだよ。
  莉菴ちゃんは広報担当って事ね!私が支部長だから」
莉「職員私達二人だけか?」
英「そうだよ?でもいずれ人を増やしまくってインパルスで大きな影響力を持つ組織となるんだよ」
莉「影響力を持ってどうなるんだ」
英「自分達を含めた人類を滅ぼし、エコンを生態系の頂点に立たせるんだよ」
莉「何だその危険思想は!いやあんな星の人間滅んでもいいけど!
  英莉ちゃんは死んでもいいのか?」
英「良いよ、エコンの為なら死ねる」
莉「怖…。てか私が作った広告とか平凡すぎて埋もれちまう」
英「そこはNNNがどうにかしてくれるって」
莉「あと、人間が滅んだ後エコンが主導権を握れるのか?」
英「あの人型、つまりサイボーグに改造して貰えば大丈夫だよ。いけるいける」
莉「えぇ…。じゃあ最後にもう一個質問」
英「んー?何ー?」
莉「昨日まであったロデオマシーンどこ行った?」
英「あー、あれはねー。いらなくなったからみなこにあげちゃった。
  学校の先生に一回あげたんだけどねー、何かあったみたいですぐ帰ってきた」
莉「川合さんや粒岡さんにあげれば良かったんじゃないのか?」
英「ごめんなさいもう持ってますって言われた」
莉「ああ…そう…」
英「買って後悔したって感じなんで、あげてみた。
  あっちの家の人には何も言ってないし、実質みなこの家への不法投棄になっちゃった」
莉「変な物寄越した自覚はあるのか…」

莉「…てな事があった」
メ「アイツそんな病的レベルの猫好きだったのねえ。
  それにロデオマシーンなんて重いし場所取るしすぐ使わなくなるから、軽い気持ちで買うもんじゃないわよね。
  あとアンタ今月だけで何回疲労回復の点滴打つのよ」
莉「………」
 (何で皆当たり前のようにロデオマシーン持ってんだ)
メ「無理しすぎるとあっさり死ぬわよ、生身の人間なんだから」
莉「でも」
メ「ドクターストップって奴よ、コレ。多分ね」
莉「沢山稼いで画材買ったり、英莉ちゃんに美味しい物食べてほしい」
メ「姉に食わせる前に自分が食え」
雪「まあまあ、そんなに疲労回復薬欲しいならあげるよコレ」
莉「何だそりゃ?」
雪「ラムネ❤頭もすっきりして集中力アップ、睡眠の質改善、あと運気アップ」
莉「滅茶苦茶怪しいな…」
雪「ついでに気分も高揚、性格も明るくなるヨー」
メ「どう見ても危険なヤクブツね」

雪「失礼ナ!仙人の薬が人間の危険なお薬と一緒なワケ無いでしょー!
  ほら一回飲んでみ!仙薬ラムネ味!」
莉「うぐっうまっ」
メ「………」
雪「一個300円ね!」
莉「わ、解った」
メ「なーにやってんのよアンタら!闇取引止めなさい!」
雪「へっ人間に妖犬の肝臓移植する倫理観ガバガバ医者に言われたくないヨっ。あっちなみにこの話ははみなこから聞いた」
メ「ぬぬぬ…」

麻「もしもしことり?深夜に電話してごめんね」
こ「麻美携帯持ってたの?」
麻「いや、職場の電話使わせて貰ってる。
  それで、この前ことりが提案してくれたメニューに、タコの文字が見えるんだけど、良いのコレ」
こ「ああそれ、考えたのは音海や絵茉なのと…料理するのは麻美に任せるつもりだから」
麻「えっそういう事?それなら良いの…?
  まあ人魚と言えど魚介類は普通に食べるから別に良いけど」
こ「いよっさすが人魚!」
麻「ことりちゃーん、もしかして酔ってます?」

メモ

今回は以上です。
麻美は普通に寿司好きです。
小さい魚がデカい魚に食われるように、美味しい魚は人間や人魚含む妖怪にいただかれるのです。
ほらっことり、山陰のどっかで捕まえて来た蟹やるよ!!!

日記

ゲームのイラスト描いてて、もう何て言うかホラー感頑張って出そうと思うので、ホラーっぽい絵を描こう!と思いました。
フリー背景さんにお世話になると前描きましたが、変更!やっぱり全部自分で描く!という事で。

最近キヨさんやレトルトさんの動画を暇つぶしに見る事が多いです。
平気で30分超えてる動画がなんぼでもあるので見るもんねーなーって時にぴったりだったり。