本編
英「うえーん痛いよー」
メ「これくらい我慢しなさい。
腕や内臓が吹っ飛ぶよりはマシでしょ」
英「え?何ソレまさかセンセ―経験あるの?
てかさー、救急車無いの~?ここの病院」
メ「あるわよ?真っ黄色のが」
莉「ヤバイ奴乗せる用じゃねーか!」
メ「あら、アンタこの町にマトモな奴がいるとでも思ってたの?」
み「人間って大変だなー。うちの音海も花粉症でよー、その時期になるとガスマスクが手放せねえんだ」
莉「普通のマスクを付けろよ。あと久しぶりだなみなこ。
元気してたか?」
み「おうよ、去年の年末ぶりじゃねーか?猫屋敷姉妹!」
英「音海ちゃん紹介してくれないの?」
み「機会がねーよ、アイツ今中3だから猶更なー」
メ「雪蘭アンタ何してんの」
雪「見ての通り爆弾作りじゃン」
メ「見りゃ解るし捕まるわよ。しかもアンタ人間じゃないから人権無しって事で死刑確定ね」
雪「そしたらこの病院の地下牢獄に匿って貰うんだ」
英「雪蘭さん、もしかしてソレ、中に何か入ってたりとか!?」
雪「勿論だヨー。この爆弾には死者をゾンビとして蘇生させるゾンビパウダーが詰まってるからネー。
これをあそこの霊園で大爆発させてやるのよ。死体は全部私のモノ。死体は物…」
莉「極悪すぎる!!!
おい誰かツッコめよ!みずは町がゾンビパンデミックの地獄絵図になんぞ!」
英「莉菴ちゃん、それを作品の題材にするんだ!」
莉「するかー!」
み「意外と”悪”だよな、祝さんお前って」
雪「そんな事ないよ。今は分身作って幽霊獲り労働してるもん」
み「えっマジかよ」
★
み「許さねえ…異星の畜生共が…!」
雪「みなこ酷い目に遭ったねきゃはは」
み「なにわろとんじゃー!
エイリアス、テメェよくも私を生き埋めにしやがったな!このプリティーボディが土の中の微生物共に分解されるところだったぜ!」
英「土から出て来るゾンビのイメージで!もっと勢いよく飛び出てきて!」
み「バカタレ―!いきなり意味分からない事を言ったりしたりするのは止めやがれー!」
メ「ちょっとちょっと、人の病院の敷地内で何やってくれてんの?
他の患者に迷惑でしょうが。つっても今は莉菴しかいないけどね」
英「陥入爪の治療ってそんなにかかるの?」
メ「爪の処理はもう終わったわよ。別の事してたの」
英「別の事って?」
メ「そこは莉菴のプライバシーにかかわるから姉のアンタでも言えないわ」
英「へー」
雪「みなこ動かないで!」
み「おい祝さん、目にシャンプーが入ってんだ!
つーかこれ人間用じゃねーか!」
雪「私が僵尸達を洗うのに使ってる奴だよ。駄目なの?」
み「私を洗うなら犬用シャンプーに決まってんだろーが!
ちなみに今は音海の姉貴と共有してるんだぜ」
日記
今猫ミームが流行ってますねー。
イザベラもさぞ喜んでいる事でしょう。