深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

屋台

本編

雪「はー、やーっと僵尸達の治療終わったー。
  死体だから自然治癒が出来ないんで仙術で直してやらなきゃいけないのつらいよー。
  やったのことりかあの畜生天使か」
花「お疲れ様デス。お茶が入りマシタ」
雪「わーい」
花「もち米が弱点なのが我々の決定的な難点デスね」
雪「というか自分の元にやって来た僵尸を保護して数十年、数増えすぎたかもだよー」
花「ところで」
雪「何?」
花「もうすぐ夏祭りデスが」
雪「そうだ、今年も屋台は出す。あ、悪いけど今年も皆は連れて行けないから」
花「解ってマス。何の屋台を出すのデスか」
雪「今年もヨーヨー釣り。ことりに食い物出すなって言われてるから」

英「で、夏祭りの事なんだけど、今年は強制連行するって事で決定ね」
莉「は??いつ決まった」
英「今!」
莉「はあ」
英「もう浴衣とか髪飾りとか用意してるから」
莉「無駄に用意周到だな。解った、行きゃ良いんだろ」
英「うん。
  あーやっと莉菴ちゃんと行けるー。学校とかの友達と行くのもいいけどさ、家族と行くのもまた別の楽しみがあるよねー。
  インパルスにはこういうのまず無いし」
莉「無いからな、私達の母星には。
  屋外で祭りする土地が…」
英「人口増えすぎて物理的に窮屈な社会になってるもんねえ。
  道も狭いし」
莉「地球はインパルスに比べてすっきりしているというか」
英「自然がちゃんと残ってるのは良いよね、空がちゃんと見える」
莉「インパルスでのイベント事は全部バーチャルだもんな。
  苦労して地球後覚えた甲斐があったかも」
英「でもこっちはこっちで妖怪とか言う変なのいるよね」
莉「あと、インパルスでは完全に無くなった神への信仰も残ってるな」
英「人間と異種族がうまい具合に共存する世界って良いよねー」
莉「あれ英莉ちゃん知らなかったのか。この前うっかり禁域の外に出た人間が妖怪に肝臓引っこ抜かれてこの病院に担ぎ込まれて来たらしいぞ」
英「そうなの!?知らなかったー。
  肝臓だけピンポイントで食べる妖怪っているのかな」

ア「イ…イザベラ」
イ「お兄ちゃん」
ア「そ…そこの藪医者に何をされた!?」
メ「失礼ね」
イ「頭に変なもん埋め込まれた!」
ア「何!?よりによって頭に!?
  でも我々サイボーグ、今更体内に何が入っても特に影響無いかもしれないでござる」
メ(なんだこの喋り方は…)
 「あるわよ、無きゃ埋め込まないわよ」
ア「やはりそうか…一体どんな影響が出る!」
メ「さっきアンタの妹にも説明したけど、悪い事が考えられなくなるのよ。
  直に効果も出て来るわ」
ア「イザベラが悪い事など考える筈がなかろうが!」
メ「この町に大量に猫ばら撒いて町民に迷惑かけた前科があるのよソイツ。
  私がワクチンやらなんやらでどれだけ被害被ったと思ってるの!」
ア「それは単なる我々NNNの活動の一環でござるな。
  それしきで悪行と言われては困るでござるよ。
  あと猫達は全員NNNの構成員故ワクチン接種済みでござる」
メ「先に言え!」
イ「言えないだろ!」
ア「と言う訳で我々は帰らせてもらうでござる」
メ「分かったわ。手術代は取らない。
  あ、兄でも妹でも良いから、たまに身体解剖させて」
ア・イ「断る!」

メモ

今回は以上です。

ここでキャラ紹介しましょう。

*花琳(ファリン)
雪蘭のとこに居るキョンシー共のリーダー的存在。
生前の記憶は有していない。いつから雪蘭の下に居るのかも不明。
意思は一応あるようで、雪蘭に逆らう事は無いがわざと話を遮る事はある。
主をナメているのかもしれない。

日記

最近姉に愚痴言われますね。妹を何だと思ってるんでしょうね。
愚痴って、言われる方もストレス溜まりますよねー。

最近ポケモンSVのDLC後編が話題になってますね。
スグリ君のビジュアルがガラッと変わりましたね。オールバックが妙にこんもりして帽子みたいになってますが、あれは多分3Dグラフィックのせいだよね…?
イラストでは普通にカッコよかったからなっ。
Vtuberもlive2Dに比べて3Dモデルがもっさりしてる事がよくあるし…。
まあとりあえずDLCってのは本編に登場しなかったポケモンが沢山出現したりして楽しいものなので、楽しみです。