本編
丹「私がいつか消えちゃったら、命は悲しい?」
命「そりゃそうですよ!
丹心さまは私の一番大事な存在なんだから!」
丹「嬉しいねえ…。
でもね、私は所謂民間信仰の神だから。この辺りの人しか私を知らない。
この辺の人間が信仰心を失ったら私は消える」
命「じゃあ、有名な神様は消えないんですか?
ずっと沢山の人が認識してくれるから」
丹「そうだよ?大国主様とか、天照大神様とかは、今も私とは比べ物にならないくらいの膨大な信仰を受けてその存在を当たり前に保っている…。
狭い地域で細々信仰されてる私と比べるのも烏滸がましいね」
命「私が丹心さまの事を想っても、信仰にならないんですよね」
丹「うん。ならんよ。
でも命は、私と同一人物だからこそだよ。
命」
命「あい」
丹「私が居なくなったら自由になれ。そして沢山の人と出会え。
妖怪だろうが人間だろうが神様だろうが、一人としか顔を合せなかった人生なんて空っぽで虚しすぎる。
…解った?」
命「解りました」
メモ
前回のエピソードと合わせて、自分的に取って付けた感が拭えない気がしなくもない。
まあそんな事は置いといて、丹心さまは身近にしっかりした人が居ると堕落するタイプです。
昔はテキパキ家事やってたのになあ。と思う命であった。
そして、多分丹心さまを煮詰めたら凄い事になります。
日記
ウェイバックマシーンの使い方が分かりません。
分かりませんが、その恩恵は計り知れません。
消えた検索してはいけない言葉のサイトのアーカイブが見れる!
というのは冗談で、その便利さを実感したのが2回程。
1回目は東方海恵堂という東方二次創作STGを公開していたサイト『原色空間』のアーカイブ。
2回目は昔見てた番組のサイト『どちゃもん図鑑』。
両方とも2020年位にサイトが消えてしまい、思い入れのあるサイトだったので何で消えるねん畜生と絶望していたのですが、Twitterとかでも調べてみたらアーカイブが残っている事が確認出来、無事に再度閲覧出来ました。
嬉しかったです。
ありがとうございました。