深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

調査

本編

彩「働きに来たよ!」
昴「おかえり。早速痣縄村でGoogle検索してくれ」
彩「う~ん0件ヒット!」
め「じゃあみこっちゃんに電話して訊いて」
彩「もしもしみこっちゃん?
  そう、痣縄村って何県のどこら辺にある?」
命『もう観念したので答えます。北関東です。
  どこら辺かはよく分からないけど、山の中の村です』
彩「北関東だってさ。山中のド田舎」
昴「わかった」


め「彩枦ちゃん、そこのさけるチーズ取って」
彩「スノドロ取って」
ス「自分で取れよ」
昴「痣縄村の場所を特定出来たから来てみたら…。
  ちょっと目を離した隙に宴会始めやがって」
彩「え?特定成功した?どこどこ見たい」
昴「ここ。確かに廃村になってる。
  今は誰も住んでない。廃墟しかない」
め「おお…凄いね…。
  というか思ったんだけどさ、みこっちゃんの家族とかの話は聞き出せないかな?
  これも言いたがらないかな?」
彩「家族?家族ねえ、全然思い至らんかったわ。
  分かった、今から病院行って聞いてくる」
昴「変な事するなよ、病院で」
彩「何でワタシはこんなに信用無いんだ」
め「生活態度が悪いからだよ」
昴「そういう事は家賃毎月払ってから言え」
ス「あと手に職付けて」
彩「待てよ、スノドロも無職だろ!?」
ス「無職じゃないよ。この町のシュレッダー係を一手に引き受けてる」
彩「なん…だと…」

彩「ハローみこっちゃん。また訊きたいことがあって」
命「はいなんでしょう」
彩「家族の事を教えろ」
命「それは出来ないです。そもそもする話が無いです」
彩「そっかー。まあ家族なんてそんなもんだよなー」
命「でも、血の繋がった家族の話は無いけど、育ての親の話はあります」
彩「育ての親?シッターさんみたいなもんか」
命「シッターさん?って言うか、ホントの親みたいに育ててくれた、か…人。
  神社に住んでて…」
彩「神職さん?」
命「ではないんですけど。ま、まあもう遅いしこの話は一旦終わりにって事で」
彩(露骨に話切りやがったな…)
 「あーうん。じゃ、ワタシは一旦伊野紙歌町に戻るね。
  ハヤミ…いや、医者のおねーさんはどう?優しい?」
命「優しいです。ずっと彩枦さんとか英莉さんって人の愚痴を言ってますけど。
  ついでに色々医療関係のコト教えてくれます」
彩「そりゃ良かった。じゃあな!」
命「あ、彩枦さん、これ」
彩「おにぎりじゃーん。ありがと」
ス「小さい方はスノドロさんの分です。二人ともあれから何も食べてないと思って」
彩「夜食ありがてえ~。助かるわー。それじゃ!」

日記

今回は以上です。

英語の予習めんどい。

ずんだシェイキングいいよね。
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3週間連続模試とか殺意高い。

異常です。