深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

謎の何か

本編


め「祈莉ちゃんの話って何だろう?もしかしてうちに戻って来るとか!?」
昴「それはないだろ。ここに来たのは流刑だって言ってただろ。
  刑期が終わるから魔界に戻るってさ」
め「そっかぁ。でもさ、わざと流刑になったんじゃなかったっけ、現世で手に入れたい物があるって」
昴「現世の神が生み出す宝石が欲しいって言ってたな。
  その宝石がコレなんだけど」
め「私のバイカラーサファイアと、昴ちゃんのウォーターメロントルマリン、彩枦ちゃんのアメトリン。
  その他にも沢山貰ったらしいわねー」
昴「アメトリンは元々祈莉の物だったのに、何故か彩枦が持ってて驚いたな」
め「その後祈莉大先生に貰ったー、とか言い出すんだもんね。
  しかも祈莉ちゃんは代わりに別のジェムワンドを開発中だって言うし」
昴「その開発中のジェムワンドがどういう物か全く分からないし、そもそもアイツ全然連絡も寄越さないし」
め「魔界に帰っちゃってからもう30年、か」
昴「彩枦にあったのが数年前らしいから…その時にまた現世に来てるはずなんだよなあ。
  はあ」
め「私達とこの町を作った事忘れてる訳じゃないよね」
昴「それはないだろ、彩枦にこの町に行くように言ったのは祈莉だ」
め「あー、そうだったね。まー考えても仕方ないか。また今度彩枦ちゃんから話聞けばいいよね。
  ねー、スノドロくんさん」
ス「え?あ、そうだね、うん」


命「彩枦さん、やりますけど…本当に無麻酔で良いんですか」
彩「再生能力が高すぎて薬の類は効かないのよね。ほらもげた腕もすぐくっ付いたでしょ。
  だからハヤミっちに治験バイトさせてくれって言ったら断られた」
命「治験って結構危ないやつじゃなかったですっけ…。
  じゃ、お腹、メス、入れますよ…」
彩「おうよ。
  みこっちゃん、人の腹の中に何が詰まってるかって知ってる?」
命「みずは町の病院に居た時に頓宮さんにざっと教えて頂きました。
  自分で勉強したりもしてますけど」
彩「そっか自主勉かー。偉いねー」
命「あの、今お腹掻っ捌いた訳ですけど…痛くないですか」
彩「ぜーんぜん、痛覚死んでるから」
命「そうですか…あ、魂見っけ」
彩「魂って見えるもん?」
命「割と見えるもんですよ。死んで幽霊になった時の方がはっきり見えます。生霊は見えにくい」
彩「そういやみこっちゃん、前、何か幽霊の言葉聞けてなかった?」
命「聞こえるんですけど、丹心さまからは特に何も言われなくて。多分妖怪だから出来たのかなーと」
彩「なーるほーどねー」
命「というか、痛覚がほぼ無いって事は、他の触覚はどうなってるんですか?」
彩「えー触覚って確か触覚、圧覚、痛覚、温覚、冷覚だよな」
命「ちょっとマッチの火ぃ近づけますねー」
彩「ぎやーーーーーーーー!やめろ!死ぬだろ!死なないけど!」
命「熱は過剰に感じる…っと。じゃ、次はコレ飲んで下さい」
彩「カルピスうまっ」
命「冷たさには鈍い…っと」
彩「次は圧覚と触覚を同時にだよな!?触っていいよ、ココ!」
命「お腹掻っ捌いたから二つに割れてますけどそこは触りませんよ!セクハラです」
彩「す、すみませんでした…。
  見えないんだけど、お腹の中はどんな感じなの?」
命「普通の人間と変わらないですね」
彩「つまり地球人と一緒か、まあ一応同じ人間だもんなー」

メモ

今回は以上です。
後半はあんまり彩枦(の腹)がどうなっているか想像せずに楽しんで下さい。
奴は不死身なので死にません。
ちなみに最後に命に触らせようとした所は上半身の所だよ!
貧乳ってどうやって描くんだ。

ちなみに命が彩枦に飲ましたカルピスはキンキンに冷えています。

何か今回は情報を詰め込み過ぎた気がします。

日記

今日は終業式でした。
明日から我々3年生は、共通テストに向けた色々な講習的な物が始まるのですが、今日に割と重大な問題が発生しました。
そう、担任の先生に共通テストの受ける科目を間違って伝えてしまったのです。
どうしよ。
聞かれたら無い語彙力をコミュ力を駆使して何とかしたいと思います。
先生マジでごめんなさい。

あと今日はですね。雪も降っていたのでバスで学校から駅まで行こうと思っていたのですが、終業式と言う事で部活も無く、更にお昼時と言う事もあって学生以外の方も沢山バスを利用しており、結局乗れませんでした。
なので寒い中歩いて帰りました。いやー歩いている内に寒いと感じなくなるもんですね。