深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

冬①

扉絵


本編

祈「家が来た!」
め「何で?」
祈「この前昴が言ってた土着神とやらに会って来た!
  でさ、空き家一軒譲ってくれないかって聞いたら良いよって言ってくれてさあ。
  私のステッキ…名付けて『アメトリン』でここまで移動させて来た!」
め「名前付けたんだ。私達のは?」
祈「勿論考えた、というか調べた。
  めごかのが『サファイア』、昴のが『ウォーターメロン』!」
め「だって、昴ちゃん」
昴「なんかコイツみたいな覚えづらい響きだな…」
ク「!?!?」
昴「お前なんてキョムキョムゼリーだ」
ク「!?!?!?!?!?!?!?!?」
祈「ひたすら絶句してるが…あれはどういう反応?」
め「マトモだと思ってた昴ちゃんに変なあだ名付けられてショック受けてる。
  クリュソテミスー、昴ちゃんはまだ酔ってるんだよ、昨日お酒飲んだからね」
ク「ーーー!!」
め「そう、お酒飲むと人によっては人が変わるの」
ク「ー…」
祈「いつも以上にしゅんとしてんな…ちょっとかわいそ」
昴「さっさと家の中に家具運んじまおう。あと土着神への御礼状も書く」
祈「律儀だねえ」

祈「なあ昴、めごか、ついでにくりゅ、いやキョムキョムゼリー君。
  虹色の宝石って無いかな」
め「無いんじゃない?」
祈「いいや絶対あるはずだ」
昴「何でわざわざ訊いたんだ」
祈「ちょっくら例の山の神に訊いてくるか!」
昴「虹色の宝石を手に入れたらアメトリンはどうすんだ」
祈「他の子に譲渡しようかなーと思ってる。
  出来れば違う星の、不死身で、ロクでも無い目に遭ってて、未知の異能に調子乗ってアメトリンを沢山使ってくれる子」
め「へえ…。宇宙全部を探せばそういう子が見つかるかもしれないね」
祈「あああと、これが一番大事。
  自分の住む星から出たがってる子。取り敢えず私は地球人だから地球に来るようにしたよ」
昴「ソイツが調子に乗って地球で好き勝手暴れ始めたらどうする?」
祈「会いに行って、程々にしときな~って言う。
  実はアメトリンに他の星の大気・重力に順応できる効果も入れといた」
め「盛り過ぎじゃない?」
祈「別に大丈夫だよ。
  という訳でこの計画を進めるから、二人共、止めないでね!」

メモ

今回は以上です。

祈莉は地元じゃ狂人として有名だったそうです。

日記

さっきPCにヘッドホンぶっ刺してもなぜか全く音が聞こえないという不具合が発生したので再起動しました。
そんで再起動前のウィンドウを復元しようとしたら何故か履歴に影も形も無く。
ふざけんなよボケがと思いつつ記憶を頼りに1から復元(?)しました。
ほぼ覚えてないので3分の1くらいしか出来てないと思うけど。
稀にこういう事起こるんだよね。そういうのやめてね、PCくんとGoogleくん…。
もうこういう時の対策の為に全タブブックマークしてやるよ

あと昨日母親が猫さんに誤ってネギと一緒に煮たカツオを食わせてしまったそうです。
大変。

あと女の子の日の腹痛がきっついんじゃあ