深淵小町

「しんえんこまち」と読みます。主に創作。

凄い檻

本編


彩「で、コイツがゾンビ化吸血鬼か」
命「本当に腐敗してるのに動いてる…。あ、ゾンビの事は事前に調べてきました」
彩「助かるぜ。で、どうすれば良いと思う?」
ス「手紙送って来た医者と話して感染者と会わせて貰ったんだ」
命「彩枦さんがお昼買いに行ってくれてる間に血液採取しときました」
彩「マジ?お早い」
命「血液の中には当たり前ですけど、ゾンビ化の原因になったウィルスが入ってました」
彩「でしょうね」
命「私実は病気に関する物はその気になれば目視出来るんです」
ス「凄いねえ。それで、何か凄い事に気付いたりとか」
命「はい、彩枦さんの血中に含まれてたのと結構似てたんですよ」
彩「はい?」
命「いやあ、彩枦さんの血って何故か真っ黒じゃないですか」
彩「そりゃあワタシの体内のゾンビウィルスが濃縮されてるからね」
命「やっぱ彩枦さんはゾンビだったんですね!」
彩「カルテに書いといて」
命「分かりました。それで、ってことは感染源彩枦さんなんじゃ」
彩「その可能性は…大いにある」
命「彩枦さんって元ヴァンパイアハンターなんですよね」
彩「そうだぜ。というかさ、スノドロ」
ス「うん、この吸血鬼、昔彩枦が倒した奴じゃん。初期の方のエピソードの過去回想で出た人」
彩「メタい事言うな、あのなみこっちゃん。
  ワタシは吸血鬼に自分の血を飲ませて、不味さで昏倒した所を日光の下に晒して灰にしてた訳だから」
命「はい、何か昴さんに聞いたんですけど、吸血鬼って元々再生能力が凄い高い種族らしいのです」
ス「うん。それに時々居るんだよね、毒とか注入しても体内で抗体作ったり自分に都合よく変質させたりして取り込んじゃう奴」
彩「そうだわ、ワタシのウィルス、基本うちの星の人間にしか感染しない仕様なんだよ。
  結局人間は滅んだけど動物は哺乳類含めピンピンしてるんだわ」
ス「彩枦の星の人間の遺伝子に合わせて調整されてない?」
彩「かも知れないね、ここまで来ると」
命「本来地球の生物には感染しないウィルスが、その吸血鬼の体内で変質、ゾンビ化の症状が出たって感じかな…」
彩「だとしたらさ、真面目にヤバイわ。な、スノドロ」
ス「うん」
彩「吸血鬼に血ィ吸われた人間も吸血鬼になるからさ」
ス「地球人がゾンビと化してこの星が地獄絵図になるかもしれないね」

メモ

今回は以上です。
あーなんか彩枦描くと肩幅が狭くなるんじゃ、と思いました、最近。
長身感出すためにも違和感を無くすためにも意識していきます。

日記

最近というか昨日から、youtubeくんがまともに仕事しません。
「すぐに再生が開始しない場合は、デバイスを再起動してください。」とかやってばっかで全然動画再生してくれません。
ウィンドウ一回消す→履歴から復元の手順を踏めば再生してくれるんですけど、頻繫にそれを繰り返すのは流石に面倒臭い。
ということで対処法探してます。