本編
み「やる事ねえなー。
おーい音海―」
音「受験勉強してるから静かにして」
み「絵茉―」
絵「………」
み「いやっおい起きろよ…ことりー」
こ「何?」
み「死ぬほど暇なんだよー。遊ぼうぜ」
こ「別に良いけど…何して遊ぶ?」
み「大喜利か人生ゲームかプロレスごっこ、好きなのを選んで良いぜ」
こ「碌なのが無い…」
み「絵茉も音海も全然構ってくれねーよー」
こ「音海に散々勉強しろって言ってたのに」
み「いや、まさかあの不真面目ヤローがマジで勉強するとはこの李白の目を以てしても」
こ「まあ音海はテスト勉強とかも全然しなかったしね…」
み「寂しー」
こ「いい加減みなこがうざったくなったとか?」
み「ファッことりお前そんな酷い事言うなよー」
こ「まあ怒らないで、さがりの馬刺しでも食べてて」
み「仕方ねーなーもぐむしゃ」
こ「じゃあ私麻美の所に行って来るから」
み「あいよー。
………。
…絵茉のヤローにそこに何故か転がってる電動マッサージ機使ってやるぜぐへへへへ…。
…やっぱ止めるか」
音「みなこ、おねえちゃん起こしたいなら禁域外に野晒しにすれば良いと思うよ。
今は半妖だから多分生還して来るよ」
み「や、そんな事して奴が人間部分だけ持ってかれたらどうすんだ。
犬の死体が残りそうだぜ」
音「そっかー。それもそうだし万が一おねえちゃんが死んだら嫌だからやっぱ今の無し」
み「ところで音海―、分からねー所とか無いか?
私47都道府県とそれに対応する旧国名完璧に言えるぜ!」
音「す、凄い微妙…。
分からない所はー、この漢字の読み方。中国の(呪術の)資料だからよく分かんないよー」
み「へー今の高校入試では漢文の解読もさせられるのかー。大変だな、今時の学生は。
でも私中国語読めねーし、祝さん呼べ祝さん」
音「解った…」
★
雪「ラムネ屋でーすー」
み「1本くれや」
雪「300円でーすー」
音「イワイさん口調安定しないねー」
雪「師匠が飽きっぽいから弟子の私も飽きっぽいのかもー」
み「かーっやっぱラムネは冬に飲んでこそだぜ!」
音「それでねイワイさん、これ解読して欲しいの」
雪「うわっ禍々しっ。呪術書ー?
えっとねー、要約すると、5月5日に壺に虫とか蛇とか蛙とか、100匹の生物を入れて封をします。
中で100匹が争うので、放置します。
最後に残った1匹は何か凄い猛毒を宿した呪物になってまーす。それが蟲毒です。って書いてあるよ」
音「へえ~そうなんだ。結構簡単そう」
雪「えー、蟲毒は処分するのがめんどいから止めた方が良いよー。
毒はホントに強いから、ちゃんと毒の耐性あったりしないと作った側も普通に殺られるよー」
み「うぴょぴょぴょぴょー頭がスッキリするぜ!
あーっ今までに無いくらい気分が良いんだぜえー」
音「分かった…。蟲毒は止めとく」
雪「というか素人は呪術全般止めといた方が良いよー。
えーと他に解読してほしい文章ある?」
音「無いよ」
雪「じゃ、帰るねー。
10時から狂犬病のワクチン打って来るのー」
音「はーい。さよならー。
狂犬病?」
メモ
今回は以上です。
唐突に自宅世界の仙人は食事・睡眠・入浴等を必要としないという設定を思いつきました。
(出来ない訳ではない)
日記
初めての講義緊張する~…教授はどんな人なのかとか教室辿り着けるかとか…。
1年やっていけるんでしょうか。
まだ4月なのに死を覚悟しています。
あと痰が絡みまくるのは何故?
あと自分のメンタルが弱すぎたりコミュ障すぎたりする事を改めて実感。
ちょっと仲良くなった子(他に友達沢山いる)に廊下で会ってスルーされただけで凄い落ち込んでるので。
自分から声掛けられるようになったりとか、大学生活を通してちったあコミュ力上げようと思います。